今月に入ってから、日本の主要人物を招いて開く夕食会の席では必ず、マッコリをはじめ韓国の伝統酒を食事とともに出している。これまでは慣例として、ワインや日本酒、焼酎を出し、両国間協力強化に向けた雰囲気を演出してきたが、韓国料理には韓国の酒が最適だという考えから、酒類を変えたという。基本はマッコリで、相手の好みにより、韓国の焼酎、覆盆子(山イチゴ)酒なども出す。権大使はマッコリや覆盆子酒の製造過程などを説明しながら、韓国の自然や文化についても紹介している。
こうした変化は、政府の韓国料理世界化政策に通じるものだ。権大使は18日、「韓国料理の世界化は大きな行事を通じてだけ実現されるものではない。世界各国の公館が先頭に立つべきとの考えから、伝統酒を提供している」と話した。
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