【ソウル18日聯合ニュース】ソマリア沖で海賊対策の任務に就く海軍「清海部隊」の駆逐艦が、現在の「大祚栄」から同じKDX-2級の「李舜臣」に交代する。海軍関係者が18日に明らかにした。
 李舜臣は20日に出港し、ジプチで大祚栄と引継作業を行い、来月下旬から本格的に任務に就く。任務を終えた大祚栄は、来月1月に国内に入港する予定だ。
 この関係者は「清海部隊の派遣期限は年末までで、大祚栄の任務終了後も期限にはまだ間がある上、国会で派兵延長同意案が処理される場合に備え、後続艦を送る」と説明した。国会国防委員会は20日に、派兵1年延長の同意案を上げると伝えられる。国会で同意案が成立すれば、李舜臣は4月初旬まで任務を遂行し、その後はまた別の駆逐艦に交代する。
 李舜臣は4500トン級で、これまでの派遣艦と同様、対潜ヘリコプター(LYNX)、リブボート、特殊戦要員による検問・検査チーム30人など総勢300人余りで構成されている。
 韓国を出発した李舜臣は、輸送・上陸艦「独島」とともに来月初めに防衛産業関連の展示会が開かれるマレーシアに寄り、売り込みも行う。

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