韓国は来年4%以上の成長、OECD事務総長が見解

【ソウル17日聯合ニュース】経済協力開発機構（OECD）のグリア事務総長は17日にソウルのホテルで記者会見し、来年の韓国経済成長を問う質問に「韓国政府の見通しより肯定的な方向で予想している」と答えた。
　韓国政府は現在、来年の成長率を4%と見込んでおり、これを上回る成長をみせると予測したことになる。OECDは19日、韓国を含めた主要国の経済成長率見通しを新たに発表する予定だ。
　グリア事務総長はまた、「ことしはフラットな基調（成長率0%）を示した。ある程度、この基調を超えたと判断される」と述べ、韓国経済がプラス成長する可能性を示唆した。
　一方、経済危機対応の異例の措置を通常に戻す「出口戦略」と資産バブルをめぐる論争については、韓国の成長勢はごく初期段階にあり、まだぜい弱なため、景気てこ入れの基調を維持する必要があると促した。