会見する柳明桓長官=17日、ソウル(聯合ニュース)
会見する柳明桓長官=17日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル17日聯合ニュース】外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官は17日の内外信向け会見で、アフガニスタンでの独自のPRT(地域復興支援チーム)設置地域について、まだ検討事項が多く発表には早いとしながらも、パルワン州やバーミヤン州、さらに優先順位は落ちるものの第3の地域を候補地として検討中だと伝えた。中でも、現在のところバグラム米軍基地が位置するパルワン州が最も適していると説明した。

 政府はPRTの設置地域選定などのため、先ごろ政府合同調査団を現地に派遣した。調査団はカーブルなどを訪れスパンタ外相やワルダク国防相らと会い、韓国のPRT設置地域や役割を協議したほか、NATO側ともこの問題を話し合った。パルワン州とバーミヤン州も訪問し、現地の州知事や地方政府関係者らと敷地確保、運営に向けた協力案などを協議した。
 政府は調査団の訪問結果を踏まえ、パルワン州で米国が運用するPRTを引き受ける案を有力に検討中とされる。国防部や韓国国際協力団(KOICA)など関係官庁間の協議を経て具体的なPRT設置地域、民間・軍・警察要員の派遣規模、活動範囲などを決定する方針だ。

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