火災現場となった射撃場=16日、釜山(聯合ニュース)
火災現場となった射撃場=16日、釜山(聯合ニュース)
【ソウル16日聯合ニュース】釜山・室内射撃場での火災を受け、李明博(イ・ミョンバク)大統領が16日、日本の鳩山由紀夫首相に慰労の書信を送った。
 李大統領は書信で、「火災で日本人死傷者が多数発生したことに改めて深い遺憾の意を表し、遺家族と被害者に心から弔意と慰労の言葉を申し上げる」と述べた。また、韓国政府は徹底した真相調査と再発防止、迅速な事故収拾などを目指し最大限の努力を続けており、日本側とも緊密に協力したいと付け加えた。

 これに先立ち、李大統領は先ごろシンガポールで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で鳩山首相に会い、事件に関し謝罪と慰労の意を伝えた。

 14日に発生した火災の死亡者は日本人観光客が7人、ガイドや従業員ら韓国人が3人と把握されている。負傷者は日本人が4人、韓国人が2人。

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