【大阪15日聯合ニュース】民主党の丁世均(チョン・セギュン)代表が14日、京都にある在日同胞のための特別養護老人ホーム「故郷の家」を訪れた。同所には日本植民地時代に強制徴用され、日本に渡った人々160人が暮らしている。
 丁代表は入居者らに対し、今年初めの在外国民投票関連法の改正により、在外国民に大統領選挙と国会議員総選挙・比例代表の投票権が与えられたことを取り上げ、2012年の大統領選挙で投票権を行使するよう求めた。「大統領選挙で誰に投票するか、今から考えてみてほしい」と述べ、民主党支持を遠回しに訴えた。

 丁代表は続けて大阪に移動、大阪教会で開かれた故金大中(キム・デジュン)元大統領の追悼会に出席した。

 丁代表は12日に訪日し、東京では小沢一郎・民主党幹事長、岡田克也外相と会合したほか、金元大統領の追悼会、在日本大韓民国民団(民団)主催の夕食会などに出席した。4日間の訪日日程を終え、15日午後に帰国する。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0