ラング特使は仏AFP通信とのインタビューに対し、「北朝鮮の高位指導者らが特別なジェスチャーをみせた」としながら、北朝鮮が人権問題での交流というフランスの提案を受け入れたと明らかにした。北朝鮮は過去に、欧州連合(EU)と人権問題に関する対話チャンネルを中断したことがあると伝えた。
ラング特使は滞在中、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、朴義春(パク・ウィチュン)外相ら北朝鮮の高官と会い、約10時間にわたり多様な問題を協議したと伝え、対話は「自由でありながらも率直だった」と評価した。また、「北朝鮮の核開発計画などいくつかの敏感なイシューでも進展をみた」と述べたが、具体的な内容は公開しなかった。
一方、金正日(キム・ジョンイル)総書記と会ったかとの質問には、金総書記が平壌にいないとの返答を受けたと伝え、「会えるならばいつでもまた北朝鮮に行く用意がある」と強調した。
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