ボズワース米特別代表の訪朝、12月中旬が有力

【ワシントン12日聯合ニュース】米国は北朝鮮政策担当のボズワース特別代表の訪朝時期を12月中旬と暫定的に定め、米朝間で具体的な時期などについて水面下の交渉を進めているもようだ。
　米政府筋が12日、「ボズワース特別代表の訪朝は12月中旬ごろに行われる方向で進みそうだ」と明らかにした。今月中にはなさそうで、多分12月に入ってからとなり、年内には行われるとの見方を示した。
　別の消息筋は、米朝間で時期などをめぐり、現在も話し合いが進められているものと承知していると伝えた。
　米政府がボズワース特別代表の訪朝を発表してから実際の訪朝まで1か月余りの時間を置くのは、今月12～19日のオバマ米大統領のアジア歴訪による韓日中との調整結果を十分に検討した上で、北朝鮮との対話に乗り出すという立場のためとみられる。
　一方、米国務省のケリー報道官はこの日の定例会見で、訪朝が「近く行われる」とだけ話している。