【ソウル12日聯合ニュース】アフガニスタンの武装グループが現地の韓国企業を襲撃する事件が相次いでいることから、政府が国民の安全ための総合対策を検討している。
 外交通商部の文太暎(ムン・テヨン)報道官は12日の定例会見で「危険な地域に居住する国民に対しては、撤収勧告をはじめ総合的な対策を検討している」と説明した。一方で、撤収は国民の意思によるものであるため、強制できない面もあると述べた。
 アフガニスタンでは先月8日、韓国企業が進める道路工事の現場を現地の武装グループが襲い、クレーンなど重装備に火をつけ逃走する事件が発生した。先月13日と今月5日にも、同じグループによるものと推定される韓国企業襲撃事件が起きている。
 文報道官は、武装グループの正体についてはまだ把握していないが、襲撃事件が韓国政府のPRT(地域復興支援チーム)設置・運営と関連があるとみる根拠はないと述べた。

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