今月の金利据え置きは、経済が政府の支援なくして堅調に成長するとは見難いとの判断によるものとみられる。米国をはじめとする先進国でダブルディップ(二番底)の懸念が消えていないこと、急速に上昇していた不動産価格が金融当局の融資規制強化で比較的安定を示していることも、要因の1つに挙げられる。
経済専門家らは、年内の利上げは容易ではないとの見方だ。ウリィ投資証券のアナリストは、米国も超低金利を当面維持すると明らかにしているだけに、韓国銀行も政策の歩調を合わせるだろうとしながら、来年2~3月中に0.25ポイント程度の引き上げがあると予想した。
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