【ソウル11日聯合ニュース】統計庁が11日に公表した10月の雇用動向によると、先月の就業者数は2385万6000人で、前年同月に比べ1万人増加した。
 前年同月比の就業者増減をみると、昨年12月は1万2000人減、ことし1月は10万3000人減、2月は14万2000人減、3月は19万5000人減、4月は18万8000人減、5月は21万9000人減と6か月間減少を続け、6月には4000人増加した。7月に7万6000人減少し再び悪化した後、8月は3000人、9月は7万1000人、それぞれ増加した。
 先月の失業者は79万9000人で、前年同月より6万3000人(8.6%)増えた。
 先月の就業者を年代別にみると、20~29歳が14万2000人、30~39歳が17万5000人、40~49歳が1万8000人それぞれ減少したのに対し、50~59歳(22万人)と60歳以上(12万2000人)は増加した。
 産業別では、事業・個人・公共サービス業が43万7000人、電気・運輸・通信・金融業1万2000人が増加し、卸小売・飲食宿泊業は17万7000人、建設業は14万7000人、製造業は8万7000人が減少した。
 先月の賃金労働者数は1669万人で前年同月より2.3%増えた一方、非賃金労働者は716万6000人で4.9%減った。賃金労働者のうち常用労働者は49万人(5.4%)、臨時労働者は13万6000人(2.7%)増加したが、日雇い労働者は25万人(11.7%)減少した。
 雇用率は59.3%で、前年同月に比べ0.7ポイント下落した。失業率は3.2%で、0.2ポイント上昇した。
 経済活動人口は2465万5000人で、前年同月より7万3000人(0.3%)多かった。経済活動参加率は61.3%で、0.6ポイント下がった。
 非経済人口は1558万1000人で、43万7000人(2.9%)増加した。非経済活動人口のうち就職をあきらめた人は15万4000人で、前年同月より3万人(24.0%)増えた。

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