【ソウル11日聯合ニュース】合同参謀本部のパク・ソンウ公報(広報)室長は11日の会見で、黄海で前日発生した南北海軍の銃撃戦後の状況について、「黄海の北方境界線(NLL)では特別な状況はない」と明らかにした。天候が悪いため、漁に出ている漁船もほとんどないという。
 また、銃撃により北朝鮮軍で1人が死亡、3人が負傷との説に対しては、国防部のウォン・テジェ報道官は「確認できていない内容」と答え、パク室長も北朝鮮の被害状況をうかがえるような情報は特に確認されていないと述べた。
 合同参謀本部はこの日、銃撃戦に伴う措置を状況点検するため、黄海5島に戦備態勢の検閲団を派遣した。パク室長は「この件に対する措置内容を細かく確認し、今後同様の状況や追加状況が発生する場合、今回のような効果的な措置を取り、また、教訓を得るという意味の内容確認として派遣した」と説明した。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0