【北京9日聯合ニュース】フランスのラング北朝鮮担当大統領特使(下院議員)が9日午後、中国・北京をたち北朝鮮・平壌に向かった。訪朝は5日間の日程で、フランス側は金正日(キム・ジョンイル)総書記との面会を推進しているが、実現いかんはまだ不透明だ。
 欧州の主要国のうち、北朝鮮と外交関係がないのはフランスだけ。ラング特使は今回の訪朝で、国交樹立の可能性を打診するとともに、行き詰まっている北朝鮮核問題の解決案を重点的に模索すると伝えられた。また、核問題の進展を前提に、欧州連合(EU)が対北朝鮮経済支援に乗り出す策も講じるものとみられる。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0