会議のようす=6日、ソウル(聯合ニュース)
会議のようす=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル6日聯合ニュース】ソウルの国際金融都市戦略を模索し、金融危機以降の世界の金融市場秩序を協議する「2009ソウル国際金融コンファレンス」(SIFIC2009)が6日、ソウル市内のホテルで開催された。
 ことしは「金融危機以降の国際金融都市、ソウル」をテーマに開かれ、国内外の金融専門家400人余りが出席した。
 開会式で呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は、「国際金融危機はソウルにとってもう一つのチャンス。ソウルはアジアの国際金融ハブを目指しており、汝矣島国際金融中心地の開発とソウル国際金融センター(SIFC)造成事業が進められている」と紹介した。
 米大手コンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーのバートン会長は、「金融中心地としてのソウルの課題」をテーマに基調演説を行い、金融危機がソウルに与えた影響、金融都市としてのソウルの強みと弱み、成長戦略について発表した。
 基調演説に続き、▼世界金融市場秩序の再編▼世界各都市の金融ハブ戦略▼ソウルの国際金融ハブ戦略と課題――の3つのセッションに分かれ討論が行われた。
 SIFICは、2006年にソウル市の後援を受け英紙フィナンシャル・タイムズが主催した「アジア金融センター首脳会議」を、2007年から現在の名称に変え、ソウル市が毎年主催している。

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