記念撮影を行う13カ国代表ら=ビエンチャン(聯合ニュース0
記念撮影を行う13カ国代表ら=ビエンチャン(聯合ニュース0
【ビエンチャン6日聯合ニュース】東南アジア諸国連合(ASEAN)と韓日中が域内の情報・メディア協力を話し合う「ASEANプラス3情報担当大臣会合(AMRI+3)」が、6日にラオスの首都ビエンチャンで開催された。
 13カ国の首席代表は会議で採択を決めた共同声明書で、「ASEANプラス3の情報・メディア協力が相互理解を増進させ、地域共同体の形成に貢献するだろう」と述べ、放送コンテンツの共同制作やメディア交流をはじめとする協力案を模索することを表明した。
 韓国首席代表の金大棋(キム・デギ)文化体育観光部第2次官は、アジアは北米や欧州連合(EU)と並ぶ世界経済の3大軸に浮上しているが、アジアに対する認識がそれに見合っていないだけに、ASEANプラス3のメディア協力が必要だと指摘。協力の成果が域内外に正確に伝わるようにし、アジアの視角からメディアとコンテンツを世界に伝えていくべきだと訴えた。
 また、今会合がアジア共栄の礎になると評価するとともに、メディア関係者の国際会議・交流拡大、放送プログラムの共同制作、相互の映画祭開催などを提案した。
 AMRI+3は、ASEANに対する認識向上とメディア協力の強化を目的に1989年に発足したASEAN情報担当大臣会合を拡大したもので、隔年で開催される。韓日中の3カ国がすべて出席し、公式に開かれるのは今回が初めてとなる。

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