【ソウル6日聯合ニュース】店ごとに表記が異なったり間違った表記になっていたりと、外国人には理解が難しかった韓国料理のメニューについて、外国語表記法の標準案が設けられた。
 農林水産食品部は5日、外国人がより容易かつ正確に韓国料理を理解できるよう、外国人が好む韓国料理124種の外国語標準表記案を、英語、日本語、中国語でまとめたと明らかにした。日本語の場合、例としてハングル表記とともにヨンヤントルソッパッ(栄養釜飯)、チャンチクッス(韓国式にゅうめん)などとカタカナでの発音表記と説明がつく。今後はフランス語、スペイン語版も作成する方針だ。
 表記案は、文化体育観光部、外交通商部、韓国観光公社、国際交流財団など関連機関が協力し、国立国語院でのローマ字表記に関する諮問、飲食・調理・外国語専門家で構成された委員会による検討を経て、策定された。観光公社も昨年1月に韓国料理外国語表記案を作成しているが、今回は多くの政府機関が参加しており、材料や調理方法についての説明がより詳しくなった。
 農林水産食品部は、この表記案を料理の写真、主材料、調理法、添えて出す料理・調味料などの提案とともに紹介する冊子を作成し、国内外の韓国料理店に配布する計画だ。食品情報ポータルサイトへの掲載も予定している。

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