【ソウル5日聯合ニュース】米大リーグ、フィラデルフィア・フィリーズのパク・チャンホが今シーズンを終えた。
 パクが所属するフィリーズは5日(韓国時間)に米ニューヨーク・ヤンキースタジアムで行われたワールドシリーズ第6戦でヤンキースに破れ、惜しくも優勝を逃したものの、パク自身にとっては意味ある1年となった。
 昨年末、基本年棒250万ドル(約2億2600万円)、ボーナスを含め最大500万ドルでフィリーズと1年契約を結んだパクは、今シーズンは中継ぎ投手として大活躍し、メジャー15年目で「夢の舞台」ワールドシリーズにも出場した。30代半ばを超えた年齢であるにもかかわらず、依然、剛速球を投げ、メジャーで中継ぎとして認められた成果は大きい。
 パクは当初、先発としてフィリーズに移籍した。しかし、チームがパクに求めたのは先発より1イニングを確実にカバーするパーフェクトリリーフだった。シーズンは先発としてスタートしたが、5月からは中継ぎに転向。38試合で50イニングを投げ、52奪三振を記録するなど、真価を発揮した。ワールドシリーズでも4試合に登板、無失点で力投し、大舞台で貫禄を見せた。
 パクが再び先発の夢を求め、別のチームに移籍するのか、中継ぎとして長くメジャーに残る道を選択するのか、今後の成り行きに注目が集まっている。

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