【ソウル5日聯合ニュース】ソウル・鍾路警察署は5日、日本の教科書わい曲などを不満に感じ日本大使館に放火しようとした疑い(現存建造物放火予備など)で、38歳の男に対する拘束令状を申請した。
 警察によると、男はかねてから、日本大使館に火をつけ職員を人質に取り、韓国に対する日本の誤った政策を糾弾する記者会見を行う計画を立てていた。これを実行するため4日午後8時ごろ、大使館に侵入しようとした疑いを持たれている。男は日本の教科書わい曲や独島(日本名:竹島)所有権問題などに怒りを覚え、放火を計画したという。

 日が暮れるまで大使館付近の工事現場に潜んでいたが、男に関する情報を入手し携帯電話で位置を追跡して出動した警察に逮捕された。男は凶器とライター、手書きの記者会見文を所持していた。

 調べに対し、男は「犯行前に捕まり無念だ。日本の態度が変わったと判断できるまではあきらめずに(犯行を)継続する」と話している。警察は男に神経症歴などがないか、調べている。

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