【ソウル4日聯合ニュース】斗山グループの朴容オ(パク・ヨンオ)元会長(現・星志建設会長)が4日、ソウル・城北洞の自宅で死亡しているのが見つかった。警察によると、同日午前8時に家政婦がドレスルームに倒れている朴元会長を発見。家族らが乗用車で病院に運んだが、午前8時32分に死亡判定を受けた。
 正確な死因はまだ明らかになっていないが、朴元会長のそばにはネクタイが落ちており、首に跡が見られることから、警察は自殺と推定している。一部では朴元会長が自殺を図ったところ、急性心臓麻痺で死亡したとの説が出ている。
 朴元会長は1996~1998年に斗山グループ会長を務めたが、2005年に弟の朴容晟(パク・ヨンソン)氏がグループ会長に推挙されたことに反発、「お家騒動」で斗山一族から除名された。その後、2008年に星志建設を買収し、経営に携わってきた。
 斗山グループ関係者は、朴元会長は景気低迷で建設会社の経営が苦しく、極度のストレスを抱えていたようだと話している。
 葬儀は朴容昆(パク・ヨンゴン)名誉会長が礼遇を尽くすよう指示したことを受け、斗山グループが執り行う。

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