MOU締結後、握手を交わす張事務総長(左)と王部長=3日、北京(聯合ニュース)
MOU締結後、握手を交わす張事務総長(左)と王部長=3日、北京(聯合ニュース)
【北京3日聯合ニュース】与党ハンナラ党が中国共産党との交流・協力強化に合意した。
 ハンナラ党と中国共産党は3日に北京で、両党の交流・協力強化に関する了解覚書(MOU)を締結した。調印式にはハンナラ党から張光根(チャン・グァングン)事務総長、陳寿姫(チン・スヒ)、権宅起(クォン・テクキ)、朴俊宣(パク・ジュンソン)議員が、中国共産党から王家瑞・中央対外連絡部長が出席した。
 1992年の韓中修好以来、両国の執権党が交流・協力に向け正式にMOUを締結したのは今回が初めて。MOUには、両党幹部の相互訪問の活性化、世界平和と安定に向けた共同努力、韓中間の戦略的協力パートナーシップと友好関係の強化を進める一方、今後の多者的政党間対話のメカニズムを構築するとの内容が盛り込まれた。


 調印式に先立ち、ハンナラ党議員らは約1時間にわたり王対外連絡部長と面談を行い、両党の発展や北朝鮮核問題、両国間の懸案について意見を交わした。
 張総長は、世界で中国の影響力が高まる中で執権党との交流・協力を進めることは非常に重要だとし、両党の交流が韓中関係を一層発展させることになるとの考えを示した。王部長も両党間の交流が両国関係の発展に重要な役割を果たすだろうと話した。

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