演説するハンナラ党の安商守院内代表=3日、ソウル(聯合ニュース)
演説するハンナラ党の安商守院内代表=3日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル3日聯合ニュース】与党ハンナラ党の安商守(アン・サンス)院内代表は3日、国会で交渉団体代表演説に立ち、行政中心複合都市・世宗市問題について「政府が代案を示すまで、無益な論争を中断することを提案する」と述べた。
 世宗市建設は故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の政略的な選挙公約で、その後、ハンナラ党と李明博(イ・ミョンバク)大統領も同意しているとした。ただ、国民と建設先の忠清道民が同意できる代案を政府が提示するならば、これを検討し、論戦を経た上で結論を出すとの考えを示した。
 また、北朝鮮政策に関し、韓国が朝鮮半島の運命の主人となること、北朝鮮に対する大規模な経済協力は核問題と絡めること、人道的な相互主義を取ること、を内容とする「新対北3原則」も提案した。
 4大河川再整備事業に対しては、その重要性を強調すると同時に、野党に協力を呼びかけた。庶民対策については「経済的な二極化を遮断し、中産層を拡大することを最優先課題とする」と述べ、そのための計画を近く発表することを明らかにした。このほか、国会の先進化策、憲法改正議論、子どもを狙った性暴力への対策などについても言及した。
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