完工式に出席した鄭俊陽会長(左から3番目)とサーマ会長(右から3番目)=2日、ピッツバーグ(聯合ニュース)
完工式に出席した鄭俊陽会長(左から3番目)とサーマ会長(右から3番目)=2日、ピッツバーグ(聯合ニュース)
【ソウル3日聯合ニュース】石油やガスのパイプラインに用いられる高級鋼管を、ポスコが大需要市場の米国で生産する。
 ポスコは3日、USスチール、世亜製鋼と合弁で設立した米国法人USPがカリフォルニア州ピッツバーグで現地時間2日、年産27万トン規模の鋼管工場を完工したと明らかにした。出資比率はポスコとUSスチールが35%ずつ、世亜製鋼が30%。
 同工場では、ポスコとUSスチールが折半して供給する熱延鋼板を素材に、米国石油協会が公認したエネルギー輸送用のAPI規格高級鋼管を生産、販売する。
 北米地域は世界のエネルギー輸送用鋼管需要の2割以上を占める。直系24インチ以上の大口径API規格鋼管の需要は年間200万トンを超える。
 この日の完工式には、ポスコの鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)会長、USスチールのサーマ会長兼CEO(最高経営責任者)、世亜製鋼の李運ヒョン(イ・ウンヒョン)会長、米下院のミラー議員、ペアレント・ピッツバーグ市長、具本友(ク・ボンウ)駐サンフランシスコ総領事ら、韓米から200人余りの関係者が出席した。
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