【ソウル1日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領が2日に来年度予算案に対する国会施政方針演説を行い、政権3年目の国政運営の大枠を示しながら政界に協力を呼びかける。
 青瓦台(大統領府)の政務担当関係者が1日に明らかにしたところによると、施政方針演説は鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相が代読する。来年度予算案の編成趣旨を説明し、最近の経済状況に対応するために、政党・派閥を超えた協力と努力を重ねて要請することになる。
 大統領は特に、第3四半期の国内総生産(GDP)が前四半期比2.9%増加するなど最近は景気回復の兆しが見えるものの、依然として不安な状態だと指摘し、一部で提起される「出口戦略」施行には慎重にアプローチするよう強調する見通しだ。また、主要20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)が来年韓国で開催されることの意味を説明し、成功に向けて国会の協力を訴えるほか、来年も庶民配慮の「中道実用」を継続していく考えを伝えると予想される。
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