【ソウル30日聯合ニュース】小中高の児童・生徒に対する新型インフルエンザ予防のワクチン接種が、予定より1週間早い来月11日ごろから始まることになりそうだ。
 教育科学技術部関係者は30日、新型インフル患者のうち児童・生徒が占める割合が最も高いだけに、ワクチン接種日程を最大限早めることを保健福祉家族部と協議したと明らかにした。これにより、感染すると重症化の恐れがある群に分類される児童・生徒が多く在学する特殊学校は来月11日から、一般学校は13日からワクチン接種が始まる見通しだ。
 この関係者は、「小児用ワクチンの許可が来月4日ごろと予定されているが、これを現場に伝達する過程を短縮し、接種が最大限早く行われるようにする」と付け加えた。ただ、9歳未満の児童に対しては接種時期がやや遅れる可能性があり、接種回数も2回に増やす案が有力視されているという。正確な内容は来月4日に最終的に決め、発表する予定だ。
 一方、教育科学技術部は休校に関するガイドラインを市・道別に31日まで講じるよう指示したことに関連し、この日のうちにガイドラインの「例示」をつくり16市・道教育庁に通達するとした。
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