会合のようす(大使館提供)=29日、東京(聯合ニュース)
会合のようす(大使館提供)=29日、東京(聯合ニュース)
【東京29日聯合ニュース】駐日韓国大使館は29日、韓日の専門家を大使館会議室に集めて「韓日グリーンパートナーシップ・ラウンドテーブル」を開き、9日に韓日首脳が合意した気候変動などに対する具体的な協力策を話し合った。
 権哲賢(クォン・チョルヒョン)大使は会合に先立つあいさつで、「韓日首脳による先ごろのグリーンパートナーシップ合意は、気候変動問題対応と新たな成長産業育成を通じた持続的な経済成長を同時に進めていこうという意志の表れで、大変大きな意味があるものと評価する」と述べた。日本の民主党政権が温室効果ガス排出削減で思い切った目標を掲げ、再生可能エネルギー開発を新成長産業として育成しようとすることに注目するとしながら、「これは韓国政府のグリーン成長政策と脈を同じくする」との認識を示した。

 討論では、大統領直属の緑色成長委員会の都京煥(ト・ギョンファン)エネルギー政策チーム長が韓国のグリーン成長5カ年計画を説明した後、グリーン成長推進の一環としてサマータイム制度の韓日共同実施を提案した。

 日本の高見佳宏・電気事業連合会技術開発部長は、日本では昨年、政府が長期エネルギー需給見通しと低炭素社会構築に向けた計画をまとめたとし、電力業界の対応を紹介した。

 大使館関係者は「この会議を通じ、韓日グリーンパートナーシップを具体化するには、温室効果ガス削減のような環境分野だけでなくグリーン成長や技術分野でも相互協力を拡大する必要があることを共感した」と述べた。今回の成果を基に、エネルギー実務会合や局長級の経済通商協議などの韓日協議チャンネルを活用し、具体的な成果を導き出せるよう努める方針だと伝えた。

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