【ソウル1日聯合ニュース】国内完成車メーカーの9月の販売台数は、新車発売と政府の老朽車買い替え支援政策、営業日数の増加などを追い風に、前年同月に比べ43.1%増加した。特に現代自動車と起亜自動車は月間販売実績で過去最大を記録、GM大宇とルノーサムスン、双竜自動車もそれぞれ今年最多となる販売台数を達成した。
 各社が1日に発表した資料を集計したところ、5社の9月の販売台数は国内13万7567台、海外41万5179台の合計55万2746台だった。昨年9月に比べ国内は77.2%、海外は34.6%増え、全体では43.1%の増加した。秋夕(旧盆)連休が今年は10月にあたっており、9月の営業日数が増加した上、各社ともストライキなく生産量を増やし、新車も相次ぎ投入、販売効果が極大化したためと分析される。新車に買い換えれば税金を減免するとした政府施策と海外工場生産分の販売好調も、全体の販売量を引き上げた背景となった。
 メーカー別にみると、現代自動車は先月、国内6万8570台と海外23万8611台、計30万7181台の販売実績を上げた。前年同月比で61.3%の増加。月別の販売台数としては昨年6月の27万8485台を上回り、過去最大を更新した。国内では「ソナタ」や「ツーサン」などの新型モデルの発売と、5月に導入された老朽車の税制優遇効果、また昨年9月が低調だった反動で、118.0%の増加率となった。海外では国内生産輸出分が8万8331台、海外生産分が15万280台、計23万8611台を売り上げ、前年同月比50.0%増加した。
 起亜自動車も月間で過去最大の販売台数を記録した。国内が3万9006台、海外が12万4171台、全体で16万3177台と、昨年9月に比べ68.8%の高い増加率だった。今年6月に記録した月間販売の最多記録14万3417台より13.7%多い。国内では「モーニング」が軽自動車販売でトップ、海外では「フォルテ」「ソウル」など今年から本格輸出するモデルが好調な売れ行きを見せている。
 GM大宇は国内1万4282台、輸出4万3261台、計5万7543台を販売した。前年同月から23.0%減ったものの、今年に入っては最大の販売台数となった。ルノーサムスンも今年最も良好な販売実績となった。国内で1万2228台、輸出は6129台、計1万9357台を売り上げ、前年同月比16.6%増加した。生産量でも2000年9月の会社設立後最大の2万624台を記録した。
 長期にわたるストが終わった双竜自動車も善戦した。国内販売が2481台、輸出が3007台の5488台を販売し、今年では最も多い。
 5社の年初から9月までの累計販売台数は、国内が96万2897台、海外が284万4358台、全体で380万7255台と集計された。前年同期に比べ4.6%少ない。
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