【ソウル30日聯合ニュース】来年11月の主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の韓国開催が決まったことに対し、外交通商部の安豪栄(アン・ホヨン)通商交渉調整官は30日の記者会見で、昨年9月に金融危機が発生してから準備を進めてきた成果だと評価した。金融危機発生を受け、フランスのサルコジ大統領が国連総会の演説で先進7カ国(G7)の役割を代わりに果たす「G7プラスアルファ」の必要性を力説した時から、G20サミットを準備してきたと説明した。
 安調整官は、20カ国首脳を代弁し、G20サミットの議題を事前に調整する「シェルパ」の役割を担っている。
 安調整官はG20サミットの韓国開催の意味として、▼G20サミットの定例化▼初年度の議長国▼議題設定過程での議長国としての大きな役割――の3つを挙げた。準備にあたっては、マクロ経済政策調整は企画財政部が、金融規制改革は企画財政部と金融委員会が、貿易政策および気候変動などは外交通商部が担当するだろうと述べた。

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