【ソウル30日聯合ニュース】製造業の体感景気改善が7か月間続き、3年6か月来の高数値を記録した。
 韓国銀行が30日に発表した9月の企業景気調査結果によると、製造業の9月業況判断指数(BSI)は90で、前月より4ポイント上昇した。2006年3月に91を記録して以来の高い水準となった。BSIは100を基準とし、これを上回ると景気を良く見る企業が悪く見る企業より多いことを示し、100を下回るとその反対となる。
 特に、中小企業のBSIは前月比5ポイント上昇の89で、関連統計作成開始以来の最高値だった2006年3月と同じ水準を記録した。大企業BSIは1ポイント上昇の92で、昨年5月(100)以降では最も高かった。
 分野別では、輸出が前月比7ポイント上昇の97、国内販売は8ポイント上昇の96を記録した。生産、新規受注、稼働率など企業生産活動を示すBSIもそれぞれ、4ポイント、6ポイント、7ポイント上昇した。資金繰りは2ポイント上昇したが、人員面は3ポイント下落した。また、採算性は輸出企業が6ポイント上がったのに対し、内需企業は2ポイント落ち込んだ。
 製造業の10月の業況BSI見通しは94で、前月より1ポイント上昇した。
 一方、非製造業でも9月のBSIは2ポイント上昇した。10月のBSI見通しは9月と同水準だった。

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