全国各地で開かれる就職説明会は多くの求職者でにぎわう。写真は高齢者専門説明会のようす=(聯合ニュース)
全国各地で開かれる就職説明会は多くの求職者でにぎわう。写真は高齢者専門説明会のようす=(聯合ニュース)
【ソウル16日聯合ニュース】統計庁が16日に発表した8月の雇用動向によると、先月の就業者数は2362万人で、前年同月に比べ3000人増加した。
 就業者数は昨年12月に前年同月比12万人減、ことし1月が10万3000人減、2月が14万2000人減、3月が19万5000人減、4月が18万8000人減、5月が21万9000人減と、減少が続き、6月に4000人の増加に転じたが、7月には7万6000人減少、再び悪化の様相を示していた。
 就業者数を年齢層別にみると、15~19歳(マイナス6万9000人)、20~29歳(マイナス2万9000人)、30~39歳(マイナス16万6000人)、40~49歳(マイナス3万3000人)で減少し、50~59歳(20万1000人)と60歳以上(12万7000人)では増加した。
 産業別では、事業・個人・公共サービス(46万2000人)で増加した一方、卸小売・飲食宿泊(マイナス15万3000人)、製造(マイナス13万8000人)、建設(マイナス10万5000人)、電気・運輸・通信・金融(マイナス2万9000人)では減少した。
  失業者数は8月現在90万5000人で、前年同月より14万1000人(18.5%)増えた。
 賃金労働者数は1647万9000人で前年同月より2.3%多いが、非賃金労働者は714万1000人で5.0%少なかった。賃金労働者のうち常用労働者は36万5000人(4.0%)、臨時労働者は14万7000人(3.0%)それぞれ増加したが、日雇い労働者は13万7000人(6.7%)減少した。
 雇用率は58.8%で、前年同月より0.8ポイント下落した。失業率は3.7%で0.6ポイント悪化した。
 経済活動人口は2452万5000人で、前年同月比14万4000人(0.6%)増えた。経済活動参加率は61.1%で0.4ポイントの下落。非経済活動人口は1564万3000人で36万6000人(2.4%)増加し、非経済活動人口のうち求職を断念した人も17万8000人と、6万2000人(53.8%)増えた。

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