【ソウル14日聯合ニュース】郵便局預金者を狙ったボイスフィッシング(電話による金融詐欺)の被害額が2007年以降、深刻化していることが分かった。
 知識経済部郵政事業本部が14日に国会知識経済委員会所属議員に提出した国政監査資料によると、2007年からことし8月25日までの郵便局預金者のボイスフィッシング被害届件数は7006件で、被害届額は362億ウォン(約26億7000万円)に上る。
 2007年は1211件、74億717万ウォンだったが、2008年は3690件、186億8580万ウォンと3倍近く急増し、ことしは8月25日までで2105件、101億9903万ウォンに達している。金融監督院や国民健康保険公団、検察庁などの職員を装った犯人の口座に金を振り込ませる手口による被害が多かった。

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