【ソウル2日聯合ニュース】企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官と韓国銀行の李成太(イ・ソンテ)総裁が、4日からロンドンで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席するため3日に出国する。企画財政部と韓国銀行が2日に明らかにした。
 会議では出口戦略や金融規制強化など、金融危機後の国際経済懸案を話し合う。4月に開かれたG20首脳会合(金融サミット)の合意事項を点検し、マクロ経済政策での協調、国際通貨基金(IMF)など国際金融機関の改革、金融規制の改善、開発途上国支援などについて協議する見通しだ。企画財政部関係者は、出口戦略について「世界経済後退の勢いは緩緩和されつつあるが、リスク要因もなお存在するため、ほとんどの国が時期尚早と判断している」と話す。
 尹長官はロンドンで、英国やカナダ、中国、オーストラリアなどの財務相とそれぞれ会談し、来年予定される第4回金融サミットを韓国で開催できるよう支持を求める計画だ。
 また、李総裁は6~7日にスイス・バーゼルで開かれる国際決済銀行(BIS)総裁会議などにも出席し、金融危機の影響や解消策を話し合う。

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