オルブライト元長官は23日、李大統領にも会っている=(聯合ニュース)
オルブライト元長官は23日、李大統領にも会っている=(聯合ニュース)
【ソウル24日聯合ニュース】故金大中(キム・デジュン)元大統領の弔問のため訪韓したオルブライト米元国務長官は23日、李明博(イ・ミョンバク)大統領が15日の光復節(日本植民地からの解放記念日)に北朝鮮との対話意思を示したことを挙げながら、南北関係が今後進展し得るとの見解を示した。民主党議員らと会合した席で述べたもので、同席した朴柱宣(パク・チュソン)議員が24日の党最高委員会議で伝えた。
 オルブライト元長官は一方、米国ではまだ対北朝鮮政策ラインが形成されておらず、これに関するオバマ政権の政策が固まるには時間が必要だとした。また、民主党議員らが早期に米朝対話に乗り出すよう促すと、クリントン元大統領が民間人として金正日(キム・ジョンイル)総書記と面会したのは異例のことだと述べ、今後の米朝関係や韓国の対北朝鮮政策にも相当の影響があるとの見解を示したという。
 朴議員は、「クリントン元大統領の訪朝が米朝対話に相当な影響があるという発言に照らすと、米政府の懸案に対する意見が北朝鮮に伝達されたのではとの印象を受けた」と伝えた。

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