葬儀問題などを話し合う関係閣僚=18日、ソウル(聯合ニュース)
葬儀問題などを話し合う関係閣僚=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル18日聯合ニュース】故金大中(キム・デジュン)元大統領の葬儀形式は、早ければ19日中に決定する。
 政府は18日午後、韓昇洙(ハン・スンス)首相主宰で行政安全部や文化体育観光部など関係官庁の長官が出席する懇談会を開き、金元大統領の葬儀手順などを話し合った。行政安全部の李達坤(イ・ダルゴン)長官は、葬儀形式に関する遺族側との協議状況、葬儀の準備状況、今後の計画などを報告した。遺族との協議が終わり次第、政府は早ければ19日午前にも臨時閣議を開き葬儀形式を確定する。
 「国葬・国民葬に関する法律」によると、前職大統領の葬儀は国葬または国民葬で執り行うことができる。歴代大統領の例からすれば、金元大統領の葬儀は国民葬で行われる可能性が高いが、一方で、民主化や南北和解への努力と功績、政治的位置付けなどを考慮し国葬にすべきとの主張もある。
 韓首相は「故人への待遇にわずかの手抜かりもないよう、政府は最大限の礼遇をもって葬儀手続きを進める」と述べた。

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