会談する李明博大統領(右)と潘基文事務総長=18日、ソウル(聯合ニュース)
会談する李明博大統領(右)と潘基文事務総長=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル18日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は18日、休暇を兼ね非公式に放韓中の潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と青瓦台(大統領府)で会談した。北朝鮮核問題の解決に向けた国際社会の協調策のほか、気候変動とグリーン成長、世界経済危機などグローバルイシューについて話し合ったと伝えられた。
 李大統領は、光復節(日本植民地支配からの独立記念日)の慶祝式でのことばで、北朝鮮との対話の意志を表明した。潘事務総長も、先月29日に国連本部で会見した際、必要に応じ平壌を訪問することが可能だと話しており、北朝鮮問題についてどのような対話が交わされたかが注目される。
 潘事務総長は国連職員に2年に1回与えられる帰国休暇を利用し9日に韓国を訪問した。国連協会世界連盟(WFUNA)第39回総会などに出席したほか、済州島や故郷の忠清北道・陰城で休養を取った。18日午後にニューヨークに向け出国する。

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