【ソウル15日聯合ニュース】新型インフルエンザによる死者が国内で初めて発生した。保健福祉家族部中央インフルエンザ対策本部が明らかにしたところによると、死亡したのは慶尚南道に住む55歳の男性で、今月1~5日にタイを旅行後、発熱やのどの痛みなど新型インフルの感染症状がみられた。10日に容態が悪化し入院治療を受けていたが、15日午前、急性肺炎の合併症で死亡した。
 疾病管理本部関係者は「この患者の検体を採取し、調査を行った結果、新型インフルの感染が確認された。病院側の報告によると急性肺炎と敗血症が悪化し、死亡した」と説明した。男性はほかに患っていた病気はなく、健康だったという。
 15日現在までに国内で確認された新型インフル患者は2032人で、このうち402人が治療を受けている。
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