【ソウル31日聯合ニュース】「新型インフルエンザ予防」効果をうたい文句にするマスク製品が増えたことを受け、保健当局が効能の検証に乗り出す。
 食品医薬品安全庁は31日、防疫用マスクの基準・規格を講じ、これを満たす製品を選別的に許可する制度を施行すると明らかにした。これは、産業用マスクや一般の不織布マスクの一部が「新型インフル予防用」として流通され、消費者を惑わすという事例が増えたことによるものだ。
 現在、世界保健機関(WH0)はインフルエンザ防疫用マスクとして、米疾病予防管理センターの認証を受けた「N95」マスクと欧州の標準認証を受けた「FFP2」マスクを勧めている。
 食品医薬品安全庁では今回講じた基準を通過した製品を防疫用マスクとして許可し、「KF94」と表示できるようにする計画だ。同庁関係者は、来月にもマスク業界を対象に防疫用マスクの基準・規格に対する説明会を開催する計画で、今秋には防疫用マスクが市中に流通するよう努力すると話した。
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