【ソウル31日聯合ニュース】外交通商部の権鍾洛(クォン・ジョンラク)第1次官とポルトガルのクラヴィーニョ外務次官は30日、リスボンで会談し、経済・通商問題を話し合った。韓国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)が発効されれば、両国間の貿易が拡大されるとの認識で一致し、両国の第2回経済共同委員会を早期に開催することで合意した。外交通商部が31日に明らかにした。
 韓国・ポルトガル経済共同委員会は、両国の経済・通商関連の全般的な事案を議論するために設けられた。1994年4月に第1回目が開催されたが、ポルトガルの国内事情により、それ以降は開かれていない。
 このほか、両次官は2011年の修交50周年を機に、両国間の政策協議会や高官交流の促進、貿易・投資の伸張、IT・再生可能エネルギー分野の協力拡大など、両国関係の全般的な格上げに向け努力することで合意した。また、権次官は2012年麗水国際博覧会への参加有無を早期に決めるよう要請し、クラヴィーニョ次官は積極的に検討すると答えた。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0