【ソウル30日聯合ニュース】農林水産食品部は30日、下半期に米ロサンゼルス、日本の東京、中国の北京で韓国料理店従事者を対象に経営・調理・サービス教育を実施すると明らかにした。 
 「韓国料理世界化プロジェクト」の一環として行われるもので、政府は海外韓国料理店の味とサービス水準を引き上げ、これらの店を韓国料理普及の拠点にしたい考えだ。同じメニューでも店ごとに味が大きく違ったり、従業員が食べ方や食材などを説明しないために外国人が食べづらさを感じる場合があることも、実施背景の一つとなった。
 教育はキムチや粥(かゆ)、のり、シッケ(発酵飲料)など韓国食品・料理の普及をリードしてきた東遠エンタープライズが引き受ける。オーナーには顧客満足や外食マーケティング戦略、調理師には韓国料理の基本調味料製造技術や衛生・食文化、従業員には基本サービスや食文化の教育をそれぞれ行う。
 農林水産食品部は、海外韓国料理店のサービス改善は韓国料理のイメージ改善に大きく役立つとし、今後は教育対象地域を拡大し定例化する計画だと話した。
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