【ソウル30日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は30日の非常経済対策会議で、政府はまだ非常経済体制を取っており、企業構造調整の手綱を緩めるべきでないとの認識を示し、構造調整の推進状況を月1回報告するよう関係官庁に指示した。一方で、世界経済の回復時に弾みがつくような経済戦略を整えるべきだと指摘した。青瓦台(大統領府)の李東官(イ・ドングァン)報道官が伝えた。
 近ごろ、一角では不況脱却後に備えたいわゆる「出口戦略」を準備すべきとの指摘も挙がっているが、こうした発言は、その必要性を認識しながらも、政策基調の転換には早いとの判断を強調したものとみられる。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0