盧前大統領の葬儀費、国庫から約30億ウォン支援

【ソウル28日聯合ニュース】5月23日に逝去し国民葬が営まれた盧武鉉（ノ・ムヒョン）前大統領の葬儀費用として、国が29億5079万5000ウォン（約2億2520万円）を支援する。
　行政安全部によると、5月23日から29日までの7日間の葬儀期間中に支払われた葬儀費用を今年度一般会計の一般予備費から支出する案件が、今月28日に開かれた閣議に企画財政部を通じ上程された。費用はソウル・景福宮の興礼門前庭で行われた国民葬告別式の費用や一連の行事費用を含む。
　「国葬・国民葬に関する法律」では、元大統領の葬儀は国葬か国民葬を執り行えるようになっており、政府は国葬の場合は葬儀費用の全額を、国民葬は一部を国庫から補助すると定めている。
　2006年10月22日に逝去した崔圭夏（チェ・ギュハ）元大統領の国民葬の際は、葬儀費用として3億3700万ウォン全額を国庫から支援した。