【ソウル28日聯合ニュース】新韓銀行が日本で、外国銀行としては2番目に現地法人を設立する。
 同行は27日、日本現地法人設立に向けた金融庁の本免許を取得したと明らかにした。日本法人「SBJ銀行」は東京や大阪、福岡に位置する新韓銀行の日本3支店を編入し、9月14日から営業を始める。外国銀行による日本現地法人の設立は米シティグループに続き2番目で、アジア系では初となる。
 現地法人設立後、新韓銀行は申請だけで支店の新設が可能になるほか、破たん時に1預金者当たり元本1000万円までが保護されるペイオフ(預金保護)も適用され、現地人を対象に預金商品を提供できるようになる。
 同行の李伯淳(イ・ペクスン)頭取は、1982年に在日同胞の100%出資で韓国に設立された新韓銀行が日本法人設立許可を受けたことで、在日同胞の宿願を実現したと評価した。徹底した内部管理システムの構築と営業基盤拡大を通じ、SBJ銀行を日本国内の金融機関としてしっかり定着させ、さらには日本市場での経験を基に国際的な金融機関に成長できるよう尽力していくと強調した。
 SBJ銀行の初代頭取には現地経営陣の宮村智氏が就任する。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0