病院関係者によると、金元大統領のバイタルサインはいずれも正常範囲内で、呼吸不全がみられた部分はすべて回復し、自発呼吸できると判断された。合併症の危険も多少和らいでおり、呼吸や意思の疎通に問題はない状態だという。
側近の崔敬煥(チェ・ギョンファン)秘書官が伝えたところによると、金元大統領は人工呼吸器が外された直後、医療陣に対し「ありがとう、ありがとう」と声をかけた。午後3時ごろには病室で李姫鎬(イ・ヒホ)夫人と面会し「数度、死の山を越えた」と話したという。当面は重患者室での治療が続けられる。
金元大統領は13日午後、肺炎のため入院。16日午前3時ごろ呼吸が乱れ、人工呼吸器が装着された。
japanese@yna.co.kr
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0