【ソウル6日聯合ニュース】黄海の公海上を北上していた北朝鮮船舶「カンナム」は、6日午後10時ごろに黄海に面した北朝鮮・南浦港に入港するもようだ。情報当局筋が明らかにしたところによると、カンナムは完全に北朝鮮領海に入っており、現在の速度から考えると午後10時ごろには南浦港に入港する見通しだ。
 この船舶は違法な武器を積んでいると疑われていた。先月中旬に南浦港を出発し、ミャンマーと推定される目的地に向かって15日近く航海を続けていたが、突然、航路を北朝鮮方向へと変更した。
 当局はカンナムに「AK-47」自動小銃や携行型ロケット弾「RPG-7」などの軍需物資が積まれていると推定している。
 海軍は公海上を北上するカンナムが韓国軍の作戦区域(AO)に入った場合に備え、艦艇1隻を配置し追跡・監視を行っていたが、正午ごろにカンナムが北朝鮮側公海に入ると、追跡・監視任務を終了した。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0