懇談会出席者が伝えた。梁院長は、北朝鮮の核実験直後から3日間、風は中国に向かって吹いており、休戦ラインと鬱陵島で放射性物質を検出することができなかったと述べた。米国も特殊偵察機で東海上空で2度にわたり大気分析を行ったが、放射性物質の検出には至らなかったと伝えられる。これについては「核実験3日後に風向きが東海方向に変わったが、放射性物質を最終するには遅すぎた」と説明した。
梁院長は、過去のフランスによる海底核実験でも放射性物質が検出されなかった例や、地震波と核実験の衝撃波の違いなどを説明し、北朝鮮が2回目の核実験を行ったことは明らかだと述べた。
また、北朝鮮は核実験の過程で相当量のプルトニウムを消耗しており、今後はウラン濃縮を試みるとみているが、現在のところ、技術水準は低いと分析した。
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