【ソウル1日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領がイタリアで開催する主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)に出席するため、7~14日にポーランド、イタリア、スウェーデンの欧州3カ国を歴訪する。青瓦台(大統領府)が1日に発表した。李大統領は4月に英ロンドンで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)に出席したが、これを除いては欧州を訪問するのは就任後、初めて。
 最初の訪問地ポーランドでは、7日にワルシャワ入りした後、翌8日にカチンスキ大統領と首脳会談を行う。修好20年を迎えた両国関係を評価し、実質的な協力増進案について意見を交わす予定だ。また、トゥスク首相とも会談し、液化天然ガス(LNG)ターミナル建設、原子力発電事業など、エネルギーインフラ事業と防衛産業分野での協力案について話し合う。現地で開催される世界一流韓国商品展、韓国・ポーランドビジネスフォーラム、同胞懇談会などにも出席する予定だ。
 続いてイタリアを訪問、ラクイラで17カ国の首脳が出席するなか開催されるエネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)と、サミットに出席する。国際機関代表らとの貿易会議や食糧安保会議などでも席を同じくする予定だ。特に、MEFでは韓国政府の「低炭素グリーン成長」関連政策方向を説明し、気候変動対応に向けた国際協力強化案を提示する。また、ラクイラ・サミットに出席する主要国首脳らと2国間会談を行い、北朝鮮核問題など朝鮮半島安保状況や相互関心事について協議すると伝えられた。
 最後の訪問地スウェーデンは11日に訪れ、ストックホルムでグスタフ国王と昼食をともにし、13日にラインフェルト首相と首脳会談を行う。ITなど先端科学技術、エコロジー技術や原子力分野での協力増進案、韓国・欧州連合(EU)間自由貿易協定(FTA)交渉などについて論議するほか、両国間軍事秘密保護協定の署名式も行う予定だ。韓国・スウェーデンCEO懇談会、スウェーデン有功人との食事懇談会などにも出席し、14日に帰国する。
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