米国防総省のモレル報道官は24日の定例会見で、カンナムに対する米国の対応策を問われ、「われわれはこの船舶に関心を持っているが、率直に言えば多数の(北朝鮮)船舶に対し関心を持っている」とし、これら船舶に対しても監視を続ける考えを明らかにした。北朝鮮船舶に対する関心は数年来持ち続けているもので、カンナムだけでなく、ほかの船舶にも関心を持つだけの履歴があると説明した。ただ、カンナム以外にどの船舶を注視しているかには言及せず、追跡中の船舶も自分が知る限りこの1隻だけだと答えた。カンナムの位置などについても詳細な情報を提供しなかった。
カンナムに対する貨物検査時期について問われると、「まだ決定がなされていない。それが差し迫っているとは考えない」と答えた。いつかは決定されるだろうが、必ずしも自分たちだけが決定を下す必要はないとした。同盟国や域内パートナーと共同で、貨物検査を実施するか、またその場合の時期や場所などを決定することになるとの見解を示した。
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