【ソウル24日聯合ニュース】ミサイルや核物質の積載が疑われるとして米イージス艦が追跡している北朝鮮の貨物船「カンナム」が、数日内にミャンマー・ティラワ港に到着する見通しだと伝えられた。亡命したミャンマー記者らがタイで発行するミャンマー専門ニュースマガジン「イラワディ」電子版が22日付で、ティラワ港官吏の言葉を基に報じた。
 ティラワ港はヤンゴンから南に30キロメートルほど離れた場所に位置する。「カンナム」は2007年5月にも同港に寄港し、修理を受けている。この時も違法兵器の積載が疑われたが、ミャンマー当局がそうしたものは一切発見されなかったと、これを否定した。
 北朝鮮・南浦港を出港した「カンナム」は、米海軍のイージス艦「ジョン・S・マケイン」の追跡を受けている。米国防総省のある高官は匿名を前提に、「カンナム」がミャンマーに向かっているかは依然、最大の疑問だと話している。
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