【ワシントン19日聯合ニュース】韓国政府との年次協議を控える国際通貨基金(IMF)が、韓国経済は最悪の局面から抜け出したとの見方を示し、韓国の経済回復に対する見通しを明るくしている。
 ラル韓国担当課長は19日、ワシントンの韓米経済研究所が主催した韓国経済見通しセミナーで、「不確実性にもかかわらず韓国では最悪の状況が過ぎ去ったものと、慎重ながらも楽観している」と述べた。世界経済がいつ回復するかは不確実だが、韓国は強いファンダメンタルズとこれまで取られてきた措置のおかげで、世界経済の流れが変わる時に堅実に回復できると評価した。韓国は経済の柔軟性と復元力により、現在の停滞局面から最も早く回復する国のうちのひとつになるだろうと述べた。
 また、IMF調査団が翌週訪韓し、韓国政府と経済・金融システム全般にわたり年次協議を行う予定で、その結果は7月5日ごろ出ると伝えた。

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