李大統領(中央)と行事出席者=19日、ソウル(聯合ニュース)
李大統領(中央)と行事出席者=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル19日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は19日、「朝鮮半島非核化の約束は必ず守られるべきで、核兵器のない世界を作らなければならない」と強調した。
 ソウルで同日閉幕した世界経済フォーラム(WEF)東アジア会議の出席者を青瓦台(大統領府)に招き歓送レセプションを催した席で発言した。北朝鮮が核を開発することになれば、東アジアの核兵器競争を誘発し世界平和を脅かしかねないとした。
 李大統領はまた、気候変動と世界的な経済危機は互いに密接に関連していると指摘した。気候変動を人間が欲望を限りなく追求する過程で自然環境をおろそかにした結果だとすれば、世界的な経済危機は、急に経済成長を追及し守るべき価値をおろそかにしたことから始まったと説明した。その上で、この経済危機後は経済と倫理が共存し人間と自然が共生する時代となるべきで、経済だけでなく安保や環境などあらゆる分野で世界が協力して対処していくべきだと、言葉に力を込めた。
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