日本人の工芸家から組みひもの作り方を習う観光客=18日、ソウル(聯合ニュース)
日本人の工芸家から組みひもの作り方を習う観光客=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル19日聯合ニュース】「第12回国際組みひも展示会」が、13日からソウル歴史博物館企画展示室で開かれている。韓国組みひも連合会と日本結び文化学会が共催するもので、20日まで韓日会員60人の作品200点余りが展示されるほか、韓日の組みひも工芸家から作り方を学ぶイベントも行われている。
 韓日の組みひもはいずれも中国から伝わったものだが、両国の作品には明らかに違いが見られる。韓国のものはチョゴリ(韓服)の結びひもや腰の飾りなどが中心となった一方、日本は茶器をしばる簡単な作品から竜の模様の華麗な飾りまでさまざまだ。
 韓国組みひも連合会のシム・ヨンミ会長は、韓国の組みひもが緒や飾り房と調和をなしているのが特徴だとすれば、日本の組みひもは緒や染色に偏っており、全体が華やかだと説明した。日本結び文化学会の田中年子副会長は、日本結びは幾筋もの糸を編んだ組み紐「結び」以外に、紙を編んで作る「水引」もあると紹介した。
 展示会は1984年から韓国と日本、台湾が持ち回りで2~3年ごとに開いてきたものだが、最近は韓日だけが参加している。
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